私が以前から個人的に応援していた「共生プロジェクト」
さんが
先日、インスタグラムにて少し気掛かりな投稿をされておりました。
日本の職人さんの商品を届けるためにECサイトを開設されたものの
年に数個の売り上げしかなく経営上とても苦戦しているとの投稿…
私のフォロワーさんは職人さんや日本の伝統文化に造詣が深い方が多いため
すぐに私のストーリーズで投稿しました。
そして翌日...
ストーリーズを見た共生プロジェクトの吉崎さんから一通のDMが届きました。
(画像承認済み)
吉崎さんが送ってくださった繊細に紡がれた言葉のひとつひとつには
日本の伝統文化への思いの深さと
吉崎さんを含む若者の中にも
今や希少と言わざるを得ない日本人の精神性が受け継がれている方がいること
そして
私の目指すところや想いとのあまりの一致に感動を覚えました。
私は二つ返事でお話の約束をし、後日
吉崎さんと共生プロジェクトメンバーのお二人を交えて
約2時間の素晴らしく有意義な時間を味わうことができました。
おそらく、同年代が他国の文化に傾倒していく中で
かつて日本人にあった「奥ゆかしさ」や、ものの本質をすでに理解しており
失われつつある日本の心を受け継ぐ素晴らしい感性を持つ方々でした。
私は自分の経験や知識から役に立ちそうなことはすべて与えたいと思い
事前にお伝えしようと考えていたSNS運営のことや
日本の歴史的建築物を次世代に継承する為の事業を展開されている
Nipponiaさんの地域マネージャーさんのことなど
お伝えしたいことを詰め込んでお話させていただきました。
そして
ものごとをすすめるにあたり もう一つのとても大切なこととして
私自身お菓子のコンセプトとして日頃からお伝えしている
この世の中の真理や自然と人との調和のことについてもお話させていただきました。
日本人の持つ精神性について共鳴するということは
すでに目には見えない世界の感性をもっていることを意味します。
メンバーさん方も、すんなりと受け入れていただいたように思います。
まだまだ伝えたいことがたくさんあります
また涼しくなった頃にお会いできるのを楽しみにしています。
後日、律儀に感想文まで送ってくださいました(泣)
この文面だけで共生プロジェクトさん方がどのような心の持ち主かは
きっと皆様にもおわかりいただけるかと思います。
-あらためて伝えたいこと-
共生プロジェクトさんのされていることは私たち日本に住む者にとって他人事では
ありません。
日本には資源がありませんから "人"が唯一の資源なのです。
日本人のつくるものの基盤となる「こころ」と「良い調和」
を継承できるかどうかが私たちの未来にとっても非常に重大になってきています。
(このような予算や仕組みの必要な取り組みは本来であれば国が請け負わなければならなかったことだと思います)
特に若者世代でこのような心持ちを持ちつつ実際に行動している方々は
非常に稀有な存在でしょう。
私は真っ直ぐで、思いやりがあり、そして不器用な人が大好きです。
・利己的
・意図的
・作為的
といった人間特有の「自分(自我)」主体ではなく、他者や自然界との調和や敬意のもとにものづくりをする
そのようなこころもちの先に
"自然なかたちで文化になったもの"が日本の伝統文化・職人です。
知識や方法論が先にあるのではなく
人や動物や自然、そして目には目えない存在をも「想い・感じる精神」が先にあり
その結果として日本の伝統文化は
ここまで人知を超越した奇跡的な歴史を紡ぐことができたのです。
ピュアで真っ直ぐで、そして不器用な人が報われることと
「GIVE&TAKE」(著アダム・グラント)でいうところの"ギバー"と言える優しい人たちが
日本社会の顔となり、活躍できる日をずっと夢見ています。
みなさま
どうかどうか日本の宝である「共生プロジェクト」さん
の応援をよろしくお願いいたします✨⛩